Friday, 6 December 2013

The Curious Incident of the Dog in the Night-time

Mark Haddon著の"The Curious Incident of the Dog in the Night-time"を読みました。
現在National Theatre提供でこのタイトルの演劇も行われていますが、それを知ったのは本を読み始めてからでした。
この本はまた例によって本棚から勝手に拝借。

主人公はSwindonに住むChristopher。
15歳のChristopherはアスペルガー症候群で、人に触られたり、いつものルーティンから外れたりするとパニックになるという。

Christopherの近所に住むMrs Shearsの庭で、ガーデンフォークが刺さって死んでいる飼い犬のWellingtonを発見してしまうところから物語は始まります。
「Wellingtonを殺したのは誰なのか?」というちょっとした探偵めいたことを始めてから、今までの自分の中の小さな世界からどんどんと反れて行くことに困惑していくChristopher。

Christopherの心の中からの声みたいな感じで書かれた文章と、子供みたいに純粋で素直な彼の辛い気持ちとか、自分の中に閉じこもってしまう様子など、よく描かれています。

人と違っても良いんだというメッセージと、新しく自分の世界を広げていくChristopherの前に進む様子が心温まるお話でした。


今夜はクリスマスツリーの飾りつけをしながら、クリスマスソングを流して、すっかりクリスマスモード。

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2 comments:

  1. はじめまして。
    私もThe Curious Incident、ちょっと前に読んだことあります。
    とっても素晴らしい本ですよね〜。
    犬さんの件は、ちょっとひどすぎる、でも、ストーリー的には、これでいいのかも知れないけど。
    舞台はまだやってるんですね。
    行きたいな〜。

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    Replies
    1. >ぷうままさん
      はじめまして!コメントありがとうございます♪
      ぷうままさんもこの本読まれたんですねぇ。
      犬さんは突然わけもわからず殺されて可愛そうですが、お話的にはChristopherが好きな動物だったから興味を持ったということで仕方ないのですかね。
      私も舞台が終わってしまう前に観に行きたいと思います!
      これからもどうぞ宜しくお願いします☆

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