映画が始まる前のレッドカーペットで、左からディレクターの一人Jane Pollardと主演のNick Caveそして映画にゲスト出演していたRay Winstone。
ちなみにもう一人のディレクターはIain Forsyth。
映画の後のQ&AがありNick Caveのコメントがいちいちおもしろく普段のライブとは違う面が見れました。
生演奏ではNick CaveとThe Bad SeedsのメンバーWarren EllisとBarry Adamsonと3人での演奏。
Q&Aでもあった「この映画はどのジャンルに位置づけられますか?」という質問ですが、ディレクターの二人もカテゴライズできないと言っていたように、完全ドキュメンタリーでもないし、かといってプロットがあるわけでもないし、Nick Caveが全面に出てはいるけれど彼のバイオグラフィーでもない、とてもユニークな映画です。
途中Warren EllisとNick Caveの会話のシーンが強烈に面白すぎて会場中みんなげらげら笑いが。
この映画には短いシーンですが昔Nick CaveとデュエットしたKylie Minogueも出演しています。
記憶というテーマがいろんなところに散りばめられていて、Nick Caveが言葉やイメージを書きなぐったノートの一部や、彼が昔住んでいたアパートの部屋の様子を写した写真や、レコーディングや曲を制作中の様子から、良い意味でNick Caveの奇人ぶりというか超アーティスティックな面が見れておもしろかったです。
そして、いつもよりかなり大人しめのピアノとバイオリンとベースという構成の演奏も見れて、なんか異空間に飛んで行ったみたいな体験ができました。
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