毎年7月から8週間に渡ってRoyal Albert Hallで毎日行われるオーケストラクラシック音楽の祭典BBC Proms。
今年のPromsは今日で幕を閉じますが、今年のLate Night Showの最終日であった11日にRufus Wainwrightを見に行ってきました。
毎年一度行ってみたいなぁと思いつつ逃し続けていたBBC Promsについに!
この日のオーケストラはBritten Sinfoniaで指揮者はJohannes Debus。
そしてゲストにソプラノオペラ歌手のDeborah Voigh。
RufusはオペラPrima Donnaを手がけたたこともあり、現在はオペラHadrianを作曲中で、オーケストラと一緒に演奏することがとても自然な流れのように思えました。
Rufusのアルバムの中でもオーケストラと共演している曲も多々あるのですが、この日はもちろん違うアレンジになっていたり、アルバムではピアノメインの曲がピアノなしのオーケストラアレンジになっていたり。
The Art Teacherというピアノの旋律が特徴の曲が、ピアノなしで演奏されてとっても新鮮でした。
Rufusの声は低音になると男性らしいのですが、高音になると本当に溶けそうになるようなうっとりする声で、声をまさに楽器のように使う彼の歌はオーケストラの音ともしっかり調和がとれていて聞き惚れるとはまさにこのこと。
バンドでツアーする時、逆に一体どんなアレンジだったかなぁ?思うぐらいオーケストラとの演奏も素晴らしかったです。
オペラについては全く無知な私ですが、ゲストのDeborah Voighのまさにオペラ歌手な声を体感できて、いつかオペラもちゃんと聴いてみたいなぁと思いました。
個人的に1つだけ残念だったのは、ウェブ上のプログラムでは思い出の曲「Dinner At Eight」と書いてあったので楽しみにしていたのですがこの日は結局「Dinner At Eight」は聴けず。
まだライブでこの曲を聴いたことがないので、いつか聴けたら良いなぁ。
初Proms体験は来年も是非是非行かないと思うぐらい楽しい時間になりました。
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