一昨日記事にした(
こちら)、私の高校時代から好きなBadly Drawn Boyが出演したチャリティーイベント「Light of Day」のライブの様子も書いておこうかと。
去年も同じベニューで同じイベントを見に行ったのですが、今回は出演アーティストが何人か入れ替え。(去年の様子は
こちら)
このイベントはちょっと変わっていて、出演者5人が常にステージ上にいて、他の出演者が演奏している間はステージ上でじっと他の出演者の演奏を聞いていたり、ちょっと一緒に演奏してみたりと自由度が高いイベントなのです。
今年はできるだけBadly Drawn Boyの前で観たかったので、ステージ上に並んでいたギターを見て立ち位置をまず確認しました。
私の予想通りBadly Drawn Boyの前に陣取り成功!
一曲目はBadly Drawn Boyの番で「In Safe Hands」を。
去年もこの曲をやって、感動したのですが今年もいきなりずるいわーと思いながら聴き入りました。
ギターの音が始まった途端に感動していきなり泣きそうでした。
そして他の出演者の演奏が続いて、二曲目はBob Dylanのカバー。
何という曲だったのかわからず、後で相方に聞いてもわからず(苦笑)
そして、Anthony D'Amatoというアーティストの番になり、「僕もカバーやります」と言葉少なげに演奏を始めた彼ですが、
なんとサプライズでBadly Drawn Boyの「This Song」という曲のカバーでした。
Badly Drawn BoyことDamonは感極まって、曲中も「まじかよー」「まじ嬉しいよー」とぶつぶつ言っていて、演奏が終わるなり「本当光栄だし、僕のバージョンより良くてやばかったよー」と。
元の曲はオルゴールみたいな音にほわほわした曲なのですが、アコギのアレンジだと全然違う曲に聞こえて一瞬何の曲かわからんかったぐらい。
でも素敵なアレンジでした。
そのまま彼の感情モードがマックスに達してしまったのか、次の自分の番になってもずっと「アンソニーすげーよー」とぶつぶつ(笑)
そしてそのまま「1969」と突然しゃべりだし、彼が生まれた1969年10月2日から今までに至るまでや、自分のパートナーとの関係とかを延々と20分以上しゃべり続け(苦笑)
突然始まった3曲目は「Disillusion」でした。
この曲も私が大好きな曲で、「I didn't mean to fall in love」っていう歌詞が、Damonの話していたこととちょっとリンクしてちょっといろいろ考えちゃいました。
Damonはほんとに自信なげで、今の演奏最悪だしもうステージから降りた方が良いとか突然言いだしてしまうぐらい、なんと言うか感情のふり幅が大きいというか何というか。
でも自分の感情には素直にしたがっていて、心底感動して、心底感謝してるんやなこの人と思った。
これだけ人の心に触れる音楽を作ってしまうBadly Drawn Boyの音楽がもっとたくさんの人に届けば良いなと願わずにはいられない夜でした。