アメリカ人のワーキングクラスの社会の一員として見過ごされている人達を表して作られているこの彫像たち。
普通の人がしそうな体勢とか、人の体格とかの緻密さに加えて、腕に浮かび上がる静脈とか、腕の毛とか皺の感じとか脂肪のたるみ方みたいなんとか怖いぐらいリアルで、止まっているのに今にも動き出しそうな躍動感ある作品たちでした。
日常を彷彿させる、普通のワーキングクラスの人たちをこうやって作品に仕立ててしまうDuane Hansonの観点のつけ方と普通の人達が生きようとしている様をテーマにしているところとかものすごくおもしろかったです。
ギャラリーの中を歩いて作品を見ていると、他のお客さん達が彫像に見えてきて、一体どれが彫像なのか一瞬わからんぐらい。
天気の良い夏の間はなかなかギャラリーから足が遠のきますが、夏のギャラリーも良いなぁと改めて。
無料ですので、ロンドンにお住まいの方は是非!
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