The World According to Bob

最近頂いた本で、一気に読んでしまうぐらい心温まる本だったのでご紹介。
James Bowen著の「The World According to Bob」という本です。

同著者の「A Street Cat Named Bob」の続編です。
と言っても、私はこの「A Street Cat Named Bob」の存在は知っていたのですが読んだこともなく、続編をいきなり読んで大丈夫なのか？という心配は無用でいきなり話に入っていける本でした。

Jamesと相棒のBob（猫）。
ロンドンの街角Angel駅の前でThe Big Issueという雑誌を売ったり、ギターを持ってバスキング（路上演奏）をして生計を立て、ドラッグ中毒から回復に向かうJamesと、Jamesと心通わせるBob（猫）のお話です。

文章も極めてシンプルで、Jamesの日記を読んでるみたいな感じ。
実話なので、Jamesの生い立ちやJamesとBobの出会いについても書かれていて、ホームレスとして暮らしていたJamesの正直な心の内や、彼の抱えていた問題なども赤裸々に書かれています。

JamesとBobの住む北ロンドンTottenham周辺のことや、バスでAngel駅へ向かう様子などロンドンに住んでいるとその風景が浮かんで来て、JamesとBobに遭遇しないかなぁと身近に感じれるお話です。