Tuesday 24 April 2012

Across The Sea

家に帰るとほっこりするものが届いていました。


そう、手紙です。私には15歳の時から文通を続けている同い年で同じ名前のAちゃんという大切な文通相手がいます。
たまたま同じ名前だったのですが、確か雑誌で文通相手を募集というコーナーがあってそこから私が手紙を出したように記憶しています。

「海外に興味がある人」

というのがAちゃんが書いていた文通したい人の条件でした。

文通を始めた頃はAちゃんは九州、私は関西に住んでいました。
文通を始めてから5年後Aちゃんはオーストラリアへ旅立ち、私はイギリスへ。
2人の海外や英語への興味は冷めることなく念願の海外生活を始めた私達。
知らない土地へ降り立った私にAちゃんは変わらず今度はオーストラリアから手紙を送り続けてくれました。
約1年間オーストラリアとイギリスで文通をし、また日本に戻った私達は仕事を始めたりして忙しくなっても手紙のやりとりを続け、
引越しても世界中どこにいてもAちゃんから手紙が必ずやってくるというのはとっても私にとっては特別なことであり続けています。

2009年にイギリスに戻ってきたとき、私の船便の荷物より何より先に届いたのはAちゃんからのハガキでした。
この国でこれから仕事を探したり生活していかないといけないんだという固くなりかけていた気持ちもAちゃんからのハガキを読んで
なんだかほっとしたのを覚えています。

同じ名前というのもあってAちゃんの手紙を読むといつもなんだか別の人生を歩んだ私の話を読んでるような感覚になります。
普段の生活のこと、旅先のこと、家族のこと、友人のこと何でも迷わず手紙に書くと、しっかりと受け止めてくれるAちゃんと
これから先もずっとずっとおばあちゃんになっても文通を続けられたら良いなぁと思うのです。

I've got your letter
You've got my song


<WEEZER/Across The Sea>

6 comments:

  1. 文通相手がいるなんて素敵ですね!さらに15歳から続いてるなんてすごい!最近手紙を書くことなんてなかなかないんですけど、手紙が届くのってすごいうれしいですよね!

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    1. あぁぁ!Gumiさんコメントありがとうございます!いつもブログ覗かせてもらっています。まさかこんなに長く続くとも思ってませんでしたが、今では私の人生の大切な一部です。またGumiさんのブログ寄らせてもらいます!

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  2. こんにちは。
    とっても良いお話ですね。
    こういうお話を聞くと何だかホッとして、気持ちが和みます。
    今は世界中の人とリアルタイムに情報を共有できますが、
    やっぱり気持ちのこもり方では手書きの手紙が一番です。
    当然気持ちも伝わりますから。
    こういうご縁はずっとずっと大切にしていきたいですね。
    良いお話をありがとうございます!

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    1. そうそう、手紙はやっぱり重みが違いますよね。最近書いてませんがたなかさんにもまたお手紙させてもらいます!

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  3. 最後の2ライン、weezerだ♪ 素敵☆ 簡素なe-mailがはびこっている中、そんなに文通が続いてるなんて素敵ですねー。

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    1. 正解!!日本から手紙が来るたびに絶対私の頭の中にWeezerのAcross the seaが流れるのですよ・・。あの歌詞とかぶるけど、便箋の匂いとか、やっぱり手紙は素敵です。

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