Winchester Cathedral

前々から行ってみたかったWinchester Cathedralへ、クリスマスマーケットのついでにもちろん寄ってきましたよ。

ここには写真には撮ってないですが、入って左手にJane AustenのGrave（お墓？）があります。

あと、St.Swithin's Day(伝統的にこの7月15日の天気が雨なら以降40日間雨になり、晴れなら以降40日間晴れになると言われている日)のこのSt.SwithinはWinchester Cathedralの司祭で、その後守護聖人になったというお方。

↓のようなweather-rhyme（天気についての韻を踏んだ言い回し）のことを前に本で読んでから気になっていました。

'St. Swithin's day if thou dost rain
For forty days it will remain
St. Swithin's day if thou be fair
For forty days 'twill rain nae mair.'

地下のCryptに降りていくと、Antony Gormley作の「Sound Ⅱ」という彫刻が見れます。

あと、Winchester Bibleの展示もやっていて、ここは写真禁止なのですが、12世紀から残されてるというもので、6～7年かかって一人の僧侶によって全て書かれたそうです。この聖書の紙みたいに見えるのは、実は子牛の皮で、約子牛250頭分が必要とされ、当時高級だった子牛の皮を使うためスペースの節約のため文字を縮めたりもされたようですよ。
あと、イラストは別のアーティストによって描かれたそうですが、途中で資金がなくなったためイラストは聖書全般には描かれておらずところどころにあるそうです。
保存状態もかなり良く、文字の一つ一つの美しさやイラストの色の鮮やかさににうっとりでした。

外観が一部工事中だったので写真にうまく撮れなかったのが残念ですが、大聖堂の前にはスケート場ができていて、壁にしがみ付きながら進む可愛い中学生ぐらいの女の子達で賑わっていました。

歴史ある大聖堂ゆっくりと回れて大満足。