Monday, 27 May 2013

Driving through the clouds - San Costantino

義母の住むSan Coatantinoは山中にあるとっても小さな村。
車で家に向かう途中の道の坂の傾斜がすごすぎて、そのまま山の中に真っ逆さまに落ちそうなぐらいの山中なのです。
でも、朝目を覚ますと窓から山と海が見渡せて、こんなに素晴らしい朝がくるとはと思いながら毎朝目覚めていました。

とっても小さな村なので、特に見所も何もないのですが、琥珀色の小さな湖があったり、山中にある洞窟に大声を張るとやまびこが返ってくる場所があったり。
湧き水を汲んだり、薪をくべて暖炉を囲んだり、自分の今の生活では考えられないような丁寧な暮らしぶり。
近所の人たちもみんながみんな顔見知りです。

そして、自然と共存するということを体感した1週間でもありました。
この村はかなり山頂に近いところに位置していて、天気がよろしくない日には雲の中にすっぽり入ってしまうのです。
夜街中から帰る途中濃霧よりもすごい、1メートル先も全く見えないほどの視界になり、真っ暗闇の中道路脇の白線だけを頼りに進みました。
雲の中のドライブ、なんて楽しいものではなく、ひたすら恐怖でしたが・・・。









山から下りてきたところにあるSapriという街で、海辺の道を行ったり来たり歩いている人達。
何かと思いきや、イタリアの人達はこうやって歩いて人に出会うことが社交の場なのだそう。
なんとも健康的。
気温は20度弱ぐらいだったのでまだ泳いでいる人は見かけませんでしたが、ビーチで日焼け中の人達は何人か。
なんとも平和な風景でした。
 
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2 comments:

  1. 何とも「豊か」な生活ですね。
    景色から生活が想像できそうです。
    確か「スローフード」はイタリアが提唱したはず。
    こんなところに1週間も身を置けたなら、
    心身ともにリフレッシュできたことでしょうね。

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    Replies
    1. >たなかさん
      本当に昔ながらな田舎暮らしで、旬の食べ物を食べて、自然に身を任せるという感じでしょうか。
      こんなに心身ともにリラックスできたホリデーは初めてでした!

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