Thursday, 31 May 2012

THINK AND THANK


気づけば今日で5月も終わり。
今月もいろんなことがあったけれど、平凡と思える日も一日だって無駄な日はない。
早く家に帰りたいなぁとか早く週末にならないかなぁとか言ってたら
”Don`t wish your life away”と友人に言われてふと毎日の大切さに気づいたり。


日々考えて感謝せねば。




誰かを愛することは簡単で 誰かを忘れることが難しい
空に背伸びして 失敗でもしてやろうかって笑って
光が届いてない そこは闇じゃないんだ

あなたに会えてよかった あなたと話せてよかった
僕を悩ませたり喜ばせたり
僕を怒らせたり励ましたりしてくれて
本当に心からありがとう

<セカイイチ/神通力>

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Wednesday, 30 May 2012

オリンピックの身代金

今年はロンドンでオリンピックが開催されるわけですが、「オリンピックの身代金」は最近読んだ奥田英朗さんの本。

ロンドンオリンピックではなく舞台は昭和39年の東京オリンピック目前。
いろいろ考えさせられる内容でした。

富む者と貧しき者、繁栄する側と取り残される側、高度経済成長期の理不尽とも言えるとても不平等な状況。
でも世紀のイベント開催に希望を掲げる国民。
登場人物の視点から綴られる物語が、絡み合っていきます。

結構長編の小説ですが、話の展開が気になって気になって本当に一気に読みきってしまいました。


まだあまり盛り上がってる感じがしないとは言え、もうすぐロンドンオリンピック。
オリンピック開催地に自分が住んでいるという経験はもしかしたらもう一生ないかもしれないので楽しめたらいいなぁと思います。

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Monday, 28 May 2012

Mod Scooter

昨日散歩中に遭遇したモッズスクーターの集団!




暑いのにモッズスーツを着てヘルメットにもちゃんとモッズのシンボルRoyal Air Force roundelsが。
ほんとなんてかっこいいんでしょう。

はぁ私もモッズ全盛期に生まれたかったなぁ。


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Sunday, 27 May 2012

Walking through Bishop's Park

今日も快晴だったロンドン。
こんな日は家にいるのはもったいない!ということでテムズの向こう岸にあるBishop's ParkとFulham Palaceへ行ってきました。


ちょっと前まで工事中だったこの公園。
何が変わったのかと思いきや・・・



アーバンビーチ!?
ちょっとした砂浜のようなものの横に池と噴水ができていました。


子供の大人も水着でとっても楽しそうでした。水はきれいとは言えませが(苦笑)

そして久しぶりのFulham Palaceへ。



水着で日光浴中のみなさん。私は暑すぎて日陰を求めてうろうろ。


日本のように湿気がないので汗をだらだらかく暑さではないのですが、日差しが強く帽子をかぶっていても頭が痛くなりました。
ちゃんと日焼け止めを塗って行ったのに足の甲に塗り忘れ、またしても去年と同じ過ちを犯してしまったようです・・・。

そしてたっぷり太陽を浴びた後は眠気に任せて家に帰って2時間昼寝。
最高な日曜日でした。

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Saturday, 26 May 2012

Tate Modern / Damien Hirst

友人に誘ってもらいTate Modernへ。
9月9日まで開催中のDamien Hirst展。


 

初期のSpot PaintingやBoxesという作品は秩序がなさそうで統一された世界がとても素敵でした。
そこから先の生と死についてとっても考えさせられる作品たちは
「You can only cure people for so long and then they're going to die anyway」という彼の考えに基づいていて、
私個人的には直視できない作品もあって好きとは言えなかったですがきっとこの先もずっと印象に残り続けるだろうと思う展示でした。



それにしても本当に良いお天気で気温も20度以上に上がり、テムズ沿いを歩いているだけでとっても気持ちよかったです。
駅に向かう途中に通ったBorough Marketの近くで友人がみつけたエクレアを一緒に食べたらクリームとシューがふわっふわで食にあまり興味のない私もテンションが上がりました。
素敵な一日をありがとう!

Friday, 25 May 2012

Every Kingdom

夕方になると太陽がきらきら黄金に見えるのは金曜日だから余計でしょうか。
さ、週末は楽しみがたくさんです。

 
 


結局衝動買いしてしまったBen HowardのEvery Kingdom。やっぱりCDはいい。
大事に大事に聴こうと思います。

Wednesday, 23 May 2012

舟を編む

三浦しをんさんの「舟を編む」を読み終えました。本当に素晴らしい。
辞書編集部で新しい辞書「大渡海」を編む人たちのお話です。


母国語ではない第二言語を使う環境で生活していると、言葉というものにものすごく敏感になってきたように思います。
聞き間違い、言い間違い、誤解、言葉の誤用が毎日繰り返されて、それでも自分が表現できる範囲を少しでも広げようとする日々。
当然、辞書もよく使います。昔は電子辞書ではない辞書を一生懸命引いたものですが、最近は電子辞書にお世話になりっぱなし。
和英・英和・英英とあとは、広辞苑や国語辞典もよくひくようになりました。
日本語でも、地域差や方言や年代の差などで言葉の表現というものはずいぶん変わるものです。



「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。
もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。
もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」


「言葉の海は広く深い」


言葉は生き物。時代とともに常に変化していてつかんだと思ったらこぼれていくもの。



たくさんの言葉を、可能なかぎり正確に集めることは、歪みの少ない鏡を手に入れることだ。
歪みが少なければ少ないほど、そこに心を映して相手に差し出したとき、気持ちや考えが深くはっきりと伝わる。
一緒に鏡を覗きこんで、笑ったり泣いたり怒ったりできる。



言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力に自覚的になってから、
自分の心を探り、周囲のひとの気持ちや考えを注意深く汲み取ろうとするようになった。


大切な家族や友人やたくさんの人の言葉を理解するということはその人たちのことを理解するということ。
もっともっと自分のことを理解してもらうためにも、自分の周りの人達を理解するためにも毎日毎日新しい言葉や表現に目を向けていきたいなと思った私でした。
私はよく歌詞が頭の中に思い浮かんで、それ以上に自分の言いたいことを言い表した表現はない!と思うことがあるのですが、
それもまぁある意味では自分語録にして相手に伝えることができたらと思う日々。


Tuesday, 22 May 2012

Only Love

一昨日ぐらいまで薄手のコートを着ていたのに、今日は突然半そででもいいぐらいの気温。いつもながらとっても極端なこちらの気候。
公園を通りすぎるとここぞとばかりに寝そべって日光浴してる人や読書してる人たち。
川沿いのパブの外には人がいっぱい。確かにこんなに良い陽気の日には外に出たくなりますね。
本当に日が長くなって、21時頃までなんとなく外が明るい今日この頃。
外で遊ぶ子供たちの声がずっと聞こえてます。


家に帰ったら小学校からの親友からの手紙が届いていました。
メールはあんまりしないのに、いつも私の心を読んだかのように手紙をくれる彼女。
本当に真面目で一生懸命でいつも前向きにいろんなことにチャレンジしている彼女からの手紙を読むと心がすとんと落ち着く感じ。
いつも本当にありがとう。


そしてここ最近ずっと頭から離れないBen HowardのOnly Love。
毎日何回も何回も繰り返し聞いているのに、彼の声とギターの音を聞く度に涙が出そうになります。
きっと何年後かにこの曲を聴いたら今のこの気持ちを思い出すんだろうなぁ。



Darling you're with me,always around me.
Only love,only love.
Darling I feel you,under my body.
Only love,only love.
Give me shelter,or show me heart
Come on love,Come on love.
Watch me fall apart,watch me fall apart.

<Ben Howard/Only Love>

Sunday, 20 May 2012

Chelsea Crowned Champion League 2012

昨日のChampion Leagueでの勝利から一夜明け、Stamford Bridgeから行われたChelseaの優勝パレードの様子。










what comes around goes around

Saturday, 19 May 2012

National Gallery / Thomas Gainsborough

Sudbury生まれの画家Thomas Gainsboroughの絵を見に、久々にNational Galleryへ。

時々ふと来るのですが、いつも決まって私が足を運ぶのはRoom 35。
ここには私の大好きなJoseph Mallord William Turnerの絵があるので、Turnerの絵をぼーっと見て幸せな感じになって帰るというのがいつものパターン。

Thomas Gainsboroughの絵も同じRoom 35とRoom 34にありました。
Turnerに気をとられすぎて全く記憶に残っていなかったようで・・・。

そしてお目当ての「Cornard Wood,near Sudbury,Suffolk」と題された絵もRoom 35に。
風景画は少ないGainsboroughですが、広大な森とイギリスらしい空模様、後ろに見えるSudburyの町と思われる背景と、きっと今もあまり変わらない景色。今度Sudburyに行く際にはこんな風景を探してフットパスを歩きたいなぁ。

もうひとつ見たかった「Mr and Mrs Andrews」はRoom34に。
こちらは肖像画家として名高いGainsboroughが人物像を脇に描き半分以上が風景というちょっと変わった構図。こういう自然の風景を描きたかったと言われているGainsboroughだけあって、丘や後ろの羊などまさにイギリスの美しい田舎風景。


National Galleryでは6月5日まで「Turner Inspired: In the Light of Claude」とういうエキシビジョンをやっています。こちらは3月に見に行ったのですが、Claudeの光の描き方に影響を受けたといわれるTurnerの絵が一緒に並べられていて興味深い内容でした。

Sweeney Todd / The Demon Barber Of Fleet Street

Sweeney Toddのミュージカルを観に行ってきました。お話の舞台は19世紀イギリスのロンドン、Fleet Street。この劇場の近くです。

流罪となり流刑地から脱獄した理髪師ベンジャミン・バーカーが15年ぶりにロンドンに戻りスウィーニートッドと名前を変えFleet Streetにあった自分の理髪店へと向かう。かつての店の大家であったパイ屋のミセス・ラヴェットとの再会し、彼女から妻と娘に起きた悲劇を聞かされ、自分が無実の罪を着せられたことを悟った彼は、全ての元凶であるターピン判事に復讐を誓う。というお話。

最初から不穏な和音と歌声が響いて、物語は始まります。

ロンドン一まずいパイ屋の主ミセス・ラヴェットを演じていたIMELDA STAUNTONの演技が本当にすごくて、声色の使い分け、歌のはずし方やちょっとした動きのタイミングなど、ずっと目が離せませんでした。

笑えるお話の内容ではないですが、要所要所で笑いも隠されていて、悲しい物語ですがとっても引き込まれました。


Nothing's gonna harm you, not while I'm around.
Nothing's gonna harm you, no sir, not while I'm around.

Demons are prowling everywhere, nowadays,
I'll send 'em howling,
I don't care, I got ways.

No one's gonna hurt you,
No one's gonna dare.
Others can desert you,
Not to worry, whistle, I'll be there.



最後の方のこの曲の頃にはなんか胸いっぱい。いろんな感情が渦巻いた夜となりました。


Wednesday, 16 May 2012

What Can A Hippopotamus Be?

いきなりなんですか、このタイトルという感じですが。
私の持ってるのはこの翻訳版「ぼちぼちいこか」というタイトルがついてます。

普段小説ばっかり読んでいる私ですが、これは友人にもらった絵本。

自分は何になれるんだろうと悩むカバのお話。


どないしたら ええのんやろ。
そや。ええこと おもいつくまで―
ここらで ちょっと ひとやすみ。
ま、ぼちぼち いこか―
と いうことや。



猛烈に歩きたくなって、いつもと違う道を通ってまたもや川原を歩いていたところ飛行船発見。
この時期は川原に並ぶボートクラブの人たちが練習する風景が見られます。

ま、明日からもぼちぼちいきますか。

Monday, 14 May 2012

Countdown to Diamond Jubilee

来る6月5日はDiamond Jubilee(エリザベス女王の即位60 周年を記念する「ダイヤモンド・ジュビリー」)。
一足お先にこの祝賀ムードをお届けします。
というか、自分が一番大興奮。ご覧下さい。







こちら全てLEGO!そしてすべて人間サイズです!
友人から噂を聞きつけ、向かったのはRegent StreetのHamleys(おもちゃ屋さん)。

ドレスのドレープの感じとか、クイーンのつけてらっしゃるネックレスとか、いろんなところが凝りまくっていて感動しました。

祝賀式典には、既に様々なプログラムが計画されいるそうで、私は最高1000艘の船やボートがテムズ河を下るというThames Diamond Jubilee Pagentというイベントを楽しみにしているところです。

当日は盛大なお祝いムードになるんでしょうねぇ。