Wednesday, 30 May 2012

オリンピックの身代金

今年はロンドンでオリンピックが開催されるわけですが、「オリンピックの身代金」は最近読んだ奥田英朗さんの本。

ロンドンオリンピックではなく舞台は昭和39年の東京オリンピック目前。
いろいろ考えさせられる内容でした。

富む者と貧しき者、繁栄する側と取り残される側、高度経済成長期の理不尽とも言えるとても不平等な状況。
でも世紀のイベント開催に希望を掲げる国民。
登場人物の視点から綴られる物語が、絡み合っていきます。

結構長編の小説ですが、話の展開が気になって気になって本当に一気に読みきってしまいました。


まだあまり盛り上がってる感じがしないとは言え、もうすぐロンドンオリンピック。
オリンピック開催地に自分が住んでいるという経験はもしかしたらもう一生ないかもしれないので楽しめたらいいなぁと思います。

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2 comments:

  1. 4年に1回のスポーツの祭典ですからね。
    東京オリンピックの年に東海道新幹線が開業。
    今考えると、良く建設しておいたなぁ。と、感じます。

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  2. 本当ですよね、終戦後20年で新幹線まで開通させるなんて日本人の底力を感じます。スポーツにあんまり興味ないんですけどさすがに開催地に住んでいて無関心ともいかないのでこれを機に楽しもうと思います!

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